お歳暮と聞いて、皆さんはどのような風習を思い浮かべるでしょうか。通常は冬にプレゼントすることを意味しますが、夏に行われるお中元との違い等を詳しく説明できる人は少ないでしょう。お歳暮の目的ははっきりしています。要は、感謝を伝えたい相手に、プレゼントを介して気持ちを伝えることです。文面は様々ですし、添えられないこともありますが、多くは「来年も~」といった形式を採用しています。歴史は古く、中世には既にこの風習が確立していたと言われています。
お歳暮」という字からも分かるように、当然年末に行われるイベントです。年末から正月にかけては、全国で祭りが開催されますが、その際のお供え物がお歳暮の起こりであると考えられます。他方、お中元の起源は全く異なります。中国には中元と呼ばれる行事があり、それを参考にしてお盆に物を贈ることが習慣になったと言われています。
お歳暮を誰に贈るべきかについては、諸説はあるものの、親族や仕事でお世話になった人、知人等に贈るのが一般的です。最近は解釈の幅が広がり、自分のために物を購入することで、お歳暮に代える人も出現しています。いずれにしても、誰かに感謝の気持ちを伝えるという本質は変わっていません。良い習慣の一つですから、最低限のマナーを身に付けてからお歳暮の準備をするようにしましょう。
お歳暮は挨拶の一種ですから、中身が何であろうと、喜ばれれば問題ないとも考えらえます。しかし定番の品がありますから、迷った時はそれらを選択すると良いでしょう。加工肉や海産物がよく選ばれます。また、洋菓子等も人気を博しています。他方、お中元は、時期が夏であることから、デザート系の品が好まれているようです。