過払い金の請求は、時効が10年と定められており、これを越えてしまうと、どんなに返済していて、過払い金があったとしてもそれらが帳消しになってしまうという事はあまりしられていないのかもしれません。そもそも過払い金というものは、利息制限法という利息を制限する法律をくぐり抜けてきた会社が、無断で、勝手に行っている利息設定の結果生まれたもので、明確に法律に違反していながらも、様々な抜け道を画策して利益を得てきたという事実があるということはもう少し知られてもいいかもしれません。ただ、このような過払い金が生まれることになった理由を考えると、1990年代にクレジットカードなどが登場し、現金よりも、手軽に買い物ができるという利便さが受けて大ヒットしたわけですが、それと同時に、使いすぎてしまった結果、後の支払いができなくなってしまう、という人が増えてきたわけです。

そのような人を防ぐために、金利を高く設定することで、少し手が出しにくくしたり、という工夫をするために、利息制限法で定められた上限以上の金利を設定したという可能性も、考えられなくはありません。他にも、利息制限法の上限を超えて設定をすることで、十分な利益を確保しようとした会社もあるということは、認めざるを得ません。このような金利を、一般的な言い方で言えば、グレーゾーン金利などということもあるようですが、グレーゾーン金利を放置し続けた国の責任は、非常に大きいと言ってしまうことは、できるかもしれません。一般的にお金の問題というのは、国が介入して、法律の元で定める必要がありある程度のことを容認してしまえば国民に対し障害が生じるということは、火を見るより明らかで、想像に難くないはずだったはずですが、放置することを繰り返してしまった結果が、今の消費者金融系クレジット会社や一般的なクレジットカード会社の体たらくであると切り捨てられることかもしれません。人生をよりよいものにするためにも、お金と法律の知識を学んでいけると良いですね。