人間には感情があります。会社名だけで電話をすると、「会社」というイメージには人が介在していないため、無機質に感じられて好感を持たれません。テレアポの場合は、会社名と自分の名前でワンセットです。名前だけだと、「どちらの会社?」と聞かれます。電話においては、会社名と自分の名前はワンセットなのです。コンサルティングをしているときに見かけるのが、窓口、ブロックを破るために個人名で電話をして、知り合いですと言ってつないでもらっている方です。しかし、このやり方は間違いです。

 

たしかに、これをやると電話がつながる率は高くなります。しかし、相手の方が電話に出ると、知人ではないことがすぐにわかります。そうなると、相手の方が「何だウソをついて」と思うはずです。このやり方は一見、窓口ブロックを破る最良の方法に思われるかもしれませんが、アポイントを取る率を上げる方法ではありません。むしろ、相手を不快にする方法です。テレアポでは、 アポイントを取ることが目的であって、窓口ブロックを破ることが目的ではありません。アポイントを取るためには、正攻法しかないのです。ただ例外的に、会社名を告げないほうがよい場合があります。たとえば、ヘッドハンティングのテレポ、いわゆる引き抜きです。このテレアポの場合、最初の電話で本人が出るとは限りません。そのため、本人以外に会社名を知られるのはまずいため、個人名で電話をして、会社名を聞かれたら、架空の会社を告げます。

 

そして本人が出たら、会社名・名前をきちんと告げます。このような例外もあることを、覚えておきましょう。

 

ポイント

➡知り合いであるとウソをつくことは相手を不快にさせるだけ

➡目的は窓口を破ることではなく、アポを取ること

➡ヘッドハンディングの場合は、会社名を告げてはならない