シャネルの「NO. 5」言えば、空前のブームを巻き起こした香水です。
有名なアメリカの有名女優を思い出す人も多いでしょう。

この香水は、シャネルのビジネス展開に大きな拍車をつけた決定的な革命でした。
1921年、シャネル38歳、伝説的なシャネルの「NO. 5」が誕生します。
この誕生により、シャネルビジネスは飛躍し、シャネル自身も女実業家として成功のステップを踏んでいくこととなるのです。

人々が驚かされたのは、その名「NO. 5」。
「NO. 5」その無機質な名は今でこそ馴染みではあるが、当時としては驚きの命名でした。
香水の名は、主に文学的なものがほとんどであったからです。

この名の由来は、シャネルの前に並べられた香水の試作品の中から、「NO. 5」と番号のふられた小瓶が選ばれたからだと言われています。

世界的なヒットとなった、この小さな小瓶は、その売上から膨大な利益を生み出すようになりますが、そうなるにつれ、企業としてのブランド「シャネル」の経営権を巡り騒動が勃発するのです。
1924年に騒動は鎮火、「NO. 5」と呼ばれる小瓶は、シャネルを世界的に成功した女実業家へと押し上げました。